シンボルマークは3つの人の和
「私」と「あなた」、そして、「第三者のすべての人」を包む表現です。
田無手をつなぐ親の会のシンボルマークの作画者は柴 光司 さん(昭和42年生まれ)です。
丸顔に静かな笑みをたたえ、思慮深く話しかけてくれる筋ジストロフィーという病気と闘っている人です。
イラストを描くことに情熱をかけ、深夜まで制作を続けています。
「さくらの園」では、ワープロを駆使し、"さくらの園便り” ”青い鳥” など、一手に引き受けてくれる頼もしい青年なのです。
このシンボルマークは、光司さんの作品が世に出た第1号であり、親の会と共に歩み続けて来ました。これからも歩み続けることでしょう。
~ 二十周年記念号 「ちいさな道」(1987年) より引用 ~
シンボルマーク評
シンプルで日本の伝統的な感じのする創意のあるマークのデザインです。
なお、3つの人の和は包容力と安定性があって、私とあなた、そして第三者の全ての人間を包む表現は温かくて佳作なデザインといってよいでしょう。
田無美術家協会 副会長
三多摩美術家連名 審査員
後藤 和