令和元年7月8日(月)、10時~12時まで、西東京市のスポーツ文化交流センター「きらっと」で、田無手をつなぐ親の会が主催して勉強会『グループホームを知ろう」を開催しました。
会場には、田無親の会の会員29名の他に、小学校から社会人までの障害を持った子どもを抱える保護者の方53名、西東京市議会議員4名、社会福祉協議会 権利擁護センタ―4名、地域包括支援センター7名、こどもの発達相談センタ―ひいらぎ2名、民生委員3名、と様々な分野からのご参加をいただき、100名を超える出席者で会場は一杯でした。
勉強会のスタートは、西東京市健康福祉部障害福祉課の菅原英臣係長さん。グループホームとはどんなサービスか、利用対象者はどのような人か、利用するための手続きについて判りやすく説明がありました。
続いて、グループホームを運営する西東京市内の4事業所<こげら会(森川さん)、自立生活企画(末永さん)、地域福祉マリーナ(角田さん)、ハンディキャップサポートウーノの会(後藤さん)>から、各事業所の事業内容、運営方針、入居者の生活状況、スタッフの活動状況、今後の課題等々について、詳しく説明がありました。
そして、それぞれの説明の後には質問の時間があり、また、すべての説明が終わった後にも質問の時間が設けられ、会場からたくさん質問や意見がありました。質問者の関心事は、「入居中の生活」よりも「その後の生活」の心配、であることが見えたように気がしました。もちろん、事業所のみなさんは、その点を常に念頭に置きながら、日々の運営に努めていると話されていました。
田無手をつなぐ親の会は、新たな取り組みとして、「障害者の人たちのことをもっと高齢者介護施設などに勤務されている方がたにも理解いただきたい」という思いで、昨年度よりこのような勉強会や講演会を企画して来ました。
施設に従事されている方がた、そして、さらに地域包括支援センター、民生委員の方々にも、西東京市を通じて、案内をしています。障害を持った人たちが高齢になった時に、スムーズに介護保険、高齢福祉サービス、その他が受けられるように、また移行できるようにと願っての企画です。