田無手をつなぐ親の会、西東京市保谷手をつなぐ親の会、および西東京市障がい者福祉を進める会の3団体は、連名で、障害者の「移動支援サービス」の改善を求める陳情書を868名の署名を得て、8月22日、西東京市議会に提出した。
この陳情は、西東京市が定めた「移動支援サービス」の内容が近隣他市と比べて利用者にやさしくないことを指摘して改善を求めるもの。 9月7日の文教厚生委員会で付議された。
陳情の内容は以下の通り。
(1) 「移動支援報酬単価」を引き上げてサービスの提供を行う事業所を増やし、障害者が利用したいときに利用できるようにして頂きたい。
(2) 対象者に視覚障害者以外の身体障害者手帳を所持する人も対象に含めて頂きたい。
(3) 「移動支援身体介護あり」の対象者に、車いすを利用している者だけでなく、介護が必要な状態の知的障害者も含めて頂きたい。本来、身体介護とは日常生活を送る上で必要な歩行・食事・排泄・危険認知の援助である。
(4) 一か月の支給量の持ち越し期間を現行の2か月から3か月に延長して頂きたい。