平成30年2月28日(水) 午前10時30分から午後2時過ぎまで、田無手をつなぐ親の会の主催で、東京都手をつなぐ育成会 第5ブロックの施設見学会&親睦会を開催しました。
お天気にも恵まれ、育成会事務局より高橋様はじめ多摩地域の支部長様、副会長様12名が参加されました。
西原教育施設 第1会議室に集合して事前説明を受けた後、社会福祉法人さくらの園の就労継続支援B型、生活介護、就労移行支援を2グループに分かれて見学しました。
その後、会議室に戻り、パワーポイントを使って、さくらの園の概要を説明いただきました。利用者の高齢化を迎え、利用者の状態に合わせた支援をしていること、利用者が重度化した場合には、工賃向上との兼ね合いの問題があることの現状説明がありました。
現在の取り組みとして、次の2つの取り組みについて説明がありました。
【①多機能型の特徴を活用】~それぞれの利用者にあわせて所属の枠を超えてプログラムを活用しているため、出席率が90パーセント以上であること。
【②工賃以外の利益の追求】~現存の機能を活用し、利用者の利益と地域の利益となり、将来的になくてはならない施設となるよう「地域をつかむ」活動を行うこと。
見学会は、予定した時間通りに進行し、この後、送迎用のバスに乗って平成29年7月にオープンした第6・第7田無寮に向かいました。
2階建で、1階は女子4名、2階に男子5名の定員9名のホーム、1階と2階の玄関を別にしており、1・2階が完全独立の仕様となっています。道路を挟んで北側には田無タワーと多摩六都科学館がある西東京市内でも著名な場所ですが、地域の住民の反対もなく建設できたことに皆さん羨ましく思われたようでした。
生活寮の見学を終えて、バスでフレンドリーに向かい、就労支援カノンの運営する「もぐもぐの森」を見学し、親睦会会場のA会議室に移動しました。
親睦会会場は、朝から役員の皆さんが会場を設営して迎える準備を整え下さいました。「もぐもぐの森」から昼食を運んでいただきましたが、皆様に美味しいと喜んでいただきました。
昼食終了後、平成30年度の第5ブロックの活動について話し合いました。今回は、特定の議題を持たずに様々な関心ごとをを皆さんとゆっくり話し合うことが出来ました。
多摩地域の方々との親睦会は今後もいろいろな形で続けていきたいと思います。今回、快く送迎バスを使った見学会にご協力いただきましたさくらの園様
に感謝申し上げます。(小矢野記)