平成29年10月初め、田無手をつなぐ親の会の創立50周年記念誌『小さなみち』が出来上がりました。
50年、半世紀の歴史が詰まった田無手をつなぐ親の会の活動記録です。10周年ごとに編集して、今年で5回目の記念誌の発行となりました。
歴代田無親の会会長さんの感慨や振り返りの記事には、そのご苦労を思うと心が揺れます。現西東京市長、前同市長の祝辞からは行政面からの大きな支援のあること、西東京市社会福祉協議会会長からの祝辞からは地域福祉の充実に絶えず力添えのあることを有難く思い起こさせます。
さらに上部団体である東京都知的障害者育成会理事長からは、親の会の役割は障害者のための制度整備や法整備への働きかけのために、まだまだ必要との力強いメッセージを頂きました。これは大きな指針となり、希望を感じます。
そして、会員の皆さんの投稿には、障害児(者)とともに歩む生活の一端やこれからへの期待や不安が滲み出ていて、会員相互に励ましや勇気や希望を与えてくれます。
50年記念誌は、支援を頂いた関係先、交友関係のある団体、そして田無手をつなぐ親の会の会員に、10月17日、西東京市こもれびホールで開催された記念式典で贈呈、配布されました。
今回の記念誌の制作費用の一部には、社会福祉法人西東京市社会福祉協議会から支給された地域福祉活動助成金が充てられました。同協議会が田無親の会に希望された通り、親の会が地域のつながりを一層進めていくことを念頭において編集に当たりました。ここに記載させて頂いて同協議会に対し助成金のお礼を申し上げます。
50年記念誌の企画は平成28年末から始まり、本格化したのは新幹事さんが選任された翌年5月から。小矢野会長の下、熱田・関谷・島村・横山・青山の5人が専任スタッフとして編集作業に当たりました。関係者へ記事の執筆依頼、年譜の整理、挿絵と写真の整理、レイアウト、校正作業・・。印刷会社・とおび社に最終原稿を回したのは平成29年9月でした。
助成金の申請から年譜作成、原稿チェック、印刷会社との折衝まで、すべて小矢野会長が指揮し、自ら交渉。それはそれは獅子奮迅の働き、大車輪の活躍、八面六臂の活躍、いくら古い言葉を並べて重みを付けようとしても、し切きれないぐらいの働きぶりでした。みなさん、ほんとうにお疲れさまでした。
写真は8月の編集会議後の昼食のとき。フレンドリー1階のカフェ「もぐもぐの森」にて。