10月6日(金)10時から午後3時まで、国立オリンピック記念青少年総合センター・カルチャー棟 大ホールで『平成29年度 東京都知的障害者育成会 大研修会』が開催され、田無手をつなぐ親の会から会長他、9名が参加しました。
(社福)北摂津杉の子会・理事長の 松上利男さんによる「障害が重い方の地域生活の実現のために」というテーマで基調講演が行なわれ、障害の重い方、強度行動障害の方、その上に恒例の方、そういう方々を支援するために (1)スタッフの育成と専門性の高度化、(2)建物の環境整備、(3)医療体制の整備・充実が重要な要素であること、特に、生活環境(建物)や人材(スタッフ)の事前評価(アセスメント)がいかに重要かを学んだ。
午後は「どうすれば自分らしい生活が実現できるか」というテーマでシンポジウムが行なわれ、3つの障害者支援施設=滝乃川学園、同愛会横浜事業本部なかまの家、雲柱社かがわの家=の責任者3人による支援状況について事例発表が行なわれた。
このような講演、シンポジウムは、現実の具体的な事例に基づいた実話であり、たいへん有意義の内容である。障害児・者を抱えている会員の方々は、このような講演の機会を見逃すことなく、聴講に行かれることをお勧めしたい。会員のための研修会だから。